愛人と夢

最近見る夢のお話をしたいと思います。
数年前から、ことあるごとに見てしまうこの夢。
何を意味しているのかはわからないでいたのですが、ようやく、最近になってその意味に辿りつくことができたのです。

ある人は、夢は自分の願望や欲望を映し出す鏡だと言い、ある人は、夢とは潜在的に眠っている人間本来の能力だとも言います。

夢の研究は欧米などでは盛んに研究が行なわれて、科学の分野で少しずつ解明も成されているのですが、私にとっての夢とはやはり『感情の記憶』として神秘に満ちていた方が
これから生きて行くうえでの楽しみだと考えています。

寝返りを打つと隣で寝ている恋美が泣いていた。
起きているのか寝ているのか分からないが、確かに泣いていた。
だから、優しく頭を撫でて
『大丈夫だよ、ずっと一緒に居るからね。心配しないでいいからね』
私が小さい声でそう言うと、恋美は泣くのを止めて、また眠りの中に戻っていった。
いつも恋美が漏らしていることがある……

『私が海外に行ったら、義男ちゃんは私を忘れちゃうの?』
その寂しい表情は私の気持ちを深い底に沈めるが、きっとそんな事実はあり得ないだろうと思う。むしろ、忘れるのは私じゃなくて恋美の方なのかも知れない。

私もここ最近、同じ夢を頻繁に見るのです。 行ったことも無い土地に、見慣れた建物があり見慣れた机と椅子がある。
そこには私以外、小さい子供がだけがいる。

その子供は椅子に座ってクルクルと周りながら遊んでいる。そして私に気づくと、ゆっくりと近づき手紙を渡してくれる。四つに折りたたんだ手紙を開くと、そこにはこう書かれている。
『大丈夫だよ、ずっと一緒に居るからね。心配しないでいいからね』
私はこの手紙を見てホットし涙を流す。

『誰から渡されたの?』と、子供に聞くと
『2人のお姉ちゃんから、ここに来る男の人に渡してって・・・』
『何処に居るの、そのお姉ちゃん達は?』
『近くて遠い所』
『何処なのそこは?』
『そこは、自分にしか分からないよ』
『自分・・・?どうして?』
『だってね・・・・』
ここで、いつも夢から覚めてしまう。

時計を見ると、ほとんどが夜明け前の時刻だ。
今日も、その夢を見ていると同じ場面で終わりを迎え起きてしまった。
そうすると、隣で恋美が泣いていたので、私は恋美に言葉を掛けた。そう、無意識に夢で見たメモの言葉を・・・。

きっと、メモに書かれている言葉は私に対してでは無く、恋美や愛華が普段から抱いている感情を、もう一人の夢の中の私が、自分に同じ寂しさや悲しさを体験させているのかもしれないと感じた。きっと・・・・

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