満たされた気持ちが男に甘える女らしさを呼び覚ます

満たされない気持ちを満たしてくれるのが不倫恋愛だと解釈することもできる。
仕事のため、自宅を離れて借りている部屋には満たされたなんて空気はこれっぽっちも漂わないものの、そこに愛する不倫相手がいてくれたなら…それは、なんて満たされた空間なのであろう…と思います。



部屋に恋美がやってきて1週間が経とうとしています。
テレビを観る時も2人で、料理も2人で作って洗い物も2人で、掃除や洗濯、お風呂だって2人で…のんびり屋だとばかり思っていた恋美が、器用に何でもこなしてしまう女性だったとは新たな発見です。

誰かを理解するには一緒に住むのも一つの方法ですね。結婚前にはぜひぜひ同棲を…?

ところで、今朝起きると生理になったらしく、恋実は寝室で寝ています。
恋美に調子を聞いてい見ると
「凄く眠いし、お腹も痛くて、体がだるいの」
男にはわからない女の証。よこになる恋美のそばにいくと、彼女は無意識に手を握ってくる。今日は一日添い寝したり、ご飯を作ってあげたり優しくしてあげよう。

――仕事から戻り、夜には生理痛から解放されていた恋実。愛人と過ごす甘く満たされた時間が始まろうとしています。

「ねえねえ‥iPadって便利なの?」
「何で?」
「いつも持ち歩いてるし、寝る前に必ずパソコンとつなげてなんかしてるし。私も買おうかと思って」
「さわってみる?」

何気なく見せたiPadをいじっていた恋美の表情が変わった。
「どうしたの?」
「ちがうの、義男ちゃんって、毎日こんなに忙しいスケジュールなの?」
「そんな感じの毎日だなあ」
「だって、今日だけでも商談に会議にいろいろありすぎない?義男ちゃんって頑張り屋さんだね。尊敬を通り越して、崇拝してしまうよ。」
「じゃ、拝んでよ」
「どこを?」
「WWW! なんか最近の恋美ってエロ炸裂だね」
「しょうがないじゃない…だって…」
ちょっと照れた感じの恋美を見るのが楽しみでわざと下ネタをふってみる。

iPadをもう一度見ながら恋実は言う。
「サトミちゃんの送別会って書いてあるけど行かないの?」
「うん行かないよ、今は恋美がいればそれでいい」
「終わった恋には興味がないってこと?」
「そう解釈できるかもね。でも部屋に帰ると恋美がいるってことを、今は一番大事にしたいんだ」

恋美がニコッと笑って私の膝の上に座った。
首に手を回しキスをしてくる。だんだんと深く執拗にキスをしてくる彼女は女の子ではなく完全に淫らな〝女〟の一面を表出しているかのよう。
甘えるのが下手な女の子だと思っていたが、実は、いつも彼女は遠慮していたらしい。

三人の愛人が存在する私、そして愛人たちは意思疏通があって、どうしてだか女子友になってしまった。不倫における恋敵とは妻であることが多い気がするのだが、この場合、不倫相手同士が恋敵? という奇妙な光景が見えてくる。
世の中、そういう不倫恋愛があっても不思議ではないが、満たされぬ気持ちが不倫に走らすのであれば、複数の不倫相手によって独占欲が傷つけられて満たされない気持ちになるのなら、それはいかがなものか?

一方、愛華は勿論、サトミの存在に挟まれ、心が身動き取れずに、ただじっと自分の心を抑えていた。 この数年で、私に甘えることも頼ることもいつしかやめて、いつ私に、さよならされても心が乱れない練習をしていた。

私がサトミと別れ、こうして毎日仕事中以外で、心と体を独占できる満たされた状況を心の底から喜び今まで押さえていた感情や欲望を噴出させている。

それらを受け止める余裕もできた私にとっては、恋美がココで生活しているという、このうえない満たされた気持ちに浸れることに感謝さえしています。

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