女子友になってしまった愛人たち
会社の昼休み、窓から外を歩く人を眺めていると、恋美に似た人が歩いていた。そして思った……
「恋美とは、どんな付き合いをしてるのだろう?」
こんな事を考えてしまった。
先日の話――
「明後日、出張するけど、お土産、何がいい?」
「義男ちゃんが無事ならそれでいい」
「じゃぁ、適当に恋美の好みに合わせて買ってくるね」
「それじゃ、向こうに着いた時に電話ちょうだい?私は本当にそれでいいから」
こんなセリフを愛人から言われると抱きしめたくなる。
恋美は多くを求めないが、人一倍、愛情には飢えていた。それは私も同じなので、きっと恋美と波長が合うのでしょう。
そんな恋美も数年前、感情を爆発させたことがある。そのきっかけは、別の愛人サトミとの付き合いを始めた時だった
恋美は
「私はあなたの気持ちを満たす事は出来ないの? 存在の全てはあなたの為にあるの。お願いだから、私を捨てないで…」
こんなことを言う恋美に、私は
「恋美を捨てる気は無い。しかし、サトミも必要なんだ」
その時は、こんな言葉しか言ってあげられなかった。 しかし、恋美は納得はせず私を避けるようになった。
それでも、サトミとの関係を進行させた私を見て恋美が…
「私、思ったの。愛華さんでは補えない気持ちの部分をあなたに対してしてあげたいと思ったのと同じく、彼女も、私では補えない何かをあなたに与えてるんだって感じてきた。だから、それぞれの存在を認めていきたいの」
恋美は笑顔で私に言った。
その瞬間から、恋美は私の中では必要な存在に変わりつつあり
『今、自分を好きでいてくれる間は、真剣に愛そう』と強く誓った。
今まで以上に恋美との関係は大切になり恋美自身も私を大切に思い、そう接してくれている。
それから、時は流れ、今では恋美は愛華を『お姉さん』の様に接して何でも相談する間柄になりサトミのことも、妹のように心配している。
つい最近、この3人が顔を合わせて食事する姿を見ていると三姉妹の様に仲良くし、同士の様に結束を確かなモノにしていた。
実際、私を通して、こんな関係を築くのは珍しいと思うが彼女達が、それを選び今の関係を続けていくのなら私は何も口出しはしない。
すでにサトミとの関係は終わったが、彼女達は連絡を取り合いたまに会ったりもしている。しかし、決してサトミには私の話題には触れぬようにしているらしい。理由は詳しくわからないとしても、私の三人の愛人が女子友としてもつながってしまった以上、愛人関係が切れてしまった一人に対して、私の話題が混ざることはやはり不自然である気がする。
それにしても、複数の愛人が友だちになってしまうことなんてあるんだと…。
「恋美とは、どんな付き合いをしてるのだろう?」
こんな事を考えてしまった。
先日の話――
「明後日、出張するけど、お土産、何がいい?」
「義男ちゃんが無事ならそれでいい」
「じゃぁ、適当に恋美の好みに合わせて買ってくるね」
「それじゃ、向こうに着いた時に電話ちょうだい?私は本当にそれでいいから」
こんなセリフを愛人から言われると抱きしめたくなる。
恋美は多くを求めないが、人一倍、愛情には飢えていた。それは私も同じなので、きっと恋美と波長が合うのでしょう。
そんな恋美も数年前、感情を爆発させたことがある。そのきっかけは、別の愛人サトミとの付き合いを始めた時だった
恋美は
「私はあなたの気持ちを満たす事は出来ないの? 存在の全てはあなたの為にあるの。お願いだから、私を捨てないで…」
こんなことを言う恋美に、私は
「恋美を捨てる気は無い。しかし、サトミも必要なんだ」
その時は、こんな言葉しか言ってあげられなかった。 しかし、恋美は納得はせず私を避けるようになった。
それでも、サトミとの関係を進行させた私を見て恋美が…
「私、思ったの。愛華さんでは補えない気持ちの部分をあなたに対してしてあげたいと思ったのと同じく、彼女も、私では補えない何かをあなたに与えてるんだって感じてきた。だから、それぞれの存在を認めていきたいの」
恋美は笑顔で私に言った。
その瞬間から、恋美は私の中では必要な存在に変わりつつあり
『今、自分を好きでいてくれる間は、真剣に愛そう』と強く誓った。
今まで以上に恋美との関係は大切になり恋美自身も私を大切に思い、そう接してくれている。
それから、時は流れ、今では恋美は愛華を『お姉さん』の様に接して何でも相談する間柄になりサトミのことも、妹のように心配している。
つい最近、この3人が顔を合わせて食事する姿を見ていると三姉妹の様に仲良くし、同士の様に結束を確かなモノにしていた。
実際、私を通して、こんな関係を築くのは珍しいと思うが彼女達が、それを選び今の関係を続けていくのなら私は何も口出しはしない。
すでにサトミとの関係は終わったが、彼女達は連絡を取り合いたまに会ったりもしている。しかし、決してサトミには私の話題には触れぬようにしているらしい。理由は詳しくわからないとしても、私の三人の愛人が女子友としてもつながってしまった以上、愛人関係が切れてしまった一人に対して、私の話題が混ざることはやはり不自然である気がする。
それにしても、複数の愛人が友だちになってしまうことなんてあるんだと…。